用途別ガイド

個人間の契約を電子で交わす方法

お金の貸し借りや車の個人売買など、個人同士の契約も電子契約で交わせます。多くの契約は当事者の合意だけで成立するため、紙と印鑑は必須ではありません。planSign(プランサイン)ならPDFをアップロードして相手にメールを送るだけ。相手はアカウント登録不要で、スマホやパソコンのブラウザから数分で署名できます。

最終更新:2026-07-02/執筆:planSign 編集部(株式会社plan8)

個人同士でも電子契約は使えますか?

使えます。日本では、ほとんどの契約は当事者どうしの合意だけで成立し、紙の書面や印鑑がなくても有効です。個人間の契約も、電子契約サービスで署名すれば「誰が・いつ・何に合意したか」を記録として残せます。

電子契約というと会社どうしで使うものというイメージがあるかもしれませんが、仕組みは個人でもまったく同じです。むしろ、SNSで知り合った相手との受発注や、遠方の人との個人売買のように「直接会って判子を押すのが難しい」場面でこそ、電子契約の手軽さと記録性が役立ちます。

planSignの場合、アカウントが必要なのは契約書を送る側だけです。受け取る側はメールに届いたリンクを開き、内容を確認して合意するだけ。専用アプリのインストールも会員登録も要りません。

個人間で契約書を交わしたほうがよい場面は?

金銭の貸し借り、車や高額品の個人売買、レッスンや代行の継続依頼、SNS経由の受発注などです。金額が大きい取引、期間が長い取引、後から「言った・言わない」になりやすい取引ほど、契約書を交わす価値が高まります。

お金の貸し借り

友人・知人・親族間の貸し借りでも、金額・返済期日・返済方法・利息の有無を書面にしておくと安心です。関係が近いほど条件が曖昧になりがちで、あとから食い違いが起きやすい典型例です。いわゆる「借用書」も、電子契約として交わせます。

車・バイク・高額品の個人売買

フリマアプリを通さない直接取引では、代金の支払時期、引き渡しの方法、名義変更の期限、「現状渡し」とする場合の不具合の扱いなどを決めておくとトラブルを防げます。金額が数十万円になる車の売買は特に、書面に残す意味が大きい取引です。

レッスンや代行などの継続依頼

ピアノや英会話の個人レッスン、家事代行、ベビーシッターなど、毎月続く依頼は、月謝や回数、キャンセルの扱い、やめるときの申し出時期を最初に決めておくと、お互いに気持ちよく続けられます。

SNS経由の受発注

イラスト制作やハンドメイド品のオーダーなど、SNSのDMで受発注が完結する取引が増えています。顔が見えない相手だからこそ、納期・報酬・修正回数・キャンセル時の扱いを契約書で明確にしておくことが、双方の安心につながります。

口約束と何が違うのですか?

口約束でも契約自体は成立しますが、あとから内容を証明する手段がほとんど残りません。契約書があれば「誰が・いつ・何に合意したか」を示せます。電子契約なら、合意した日時や改ざんの有無まで記録に残ります。

個人間トラブルの多くは、悪意ではなく「合意したつもりの内容がお互いに違っていた」ことから起こります。契約書を作る過程で条件をひとつずつ確認すること自体が、いちばんのトラブル予防になります。

planSignに残る記録

planSignで締結すると、RFC3161タイムスタンプ(その時刻に文書が存在したことの証明)、SHA-256ハッシュによる改ざん検知、そして「誰が・いつ・どのように合意したか」をまとめた合意締結証明書が付きます。締結済みのPDFは無期限で保管され、あとから検索して確認できます。

電子で契約を交わす手順

特別な知識は要りません。契約書のPDFを用意してアップロードし、署名してほしい場所を指定して、相手のメールアドレスに送るだけです。全体の流れは次のとおりです。

  • ① 契約書を用意する — WordやGoogleドキュメントで作るか、インターネット上のテンプレート(借用書・売買契約書など)をもとに、当事者名・金額・期日などを埋めます
  • ② PDFに変換する — Wordなら「名前を付けて保存」でファイル形式にPDFを選ぶだけです
  • ③ planSignにアップロードし、署名欄・日付欄などを配置する — PDFの上に、書いてほしい場所をマウスで置いていくだけです
  • ④ 相手のメールアドレスを入力して送信する
  • ⑤ 相手がメールのリンクを開き、内容を確認してブラウザで合意する — アカウント登録は不要で、スマホからでも署名できます
  • ⑥ 締結完了 — タイムスタンプ付きの締結済みPDFと合意締結証明書が作成され、無期限で保管・検索できます

契約書のPDFさえ手元にあれば、送信から締結まで最短で数分です。planSignは契約書そのものを作る機能は持たないため、文面はWordやテンプレートで用意してからアップロードしてください。

注意したほうがよいケースはありますか?

あります。法律で公正証書などの書面が求められる契約や、繰り返しお金を貸して利息を得るような行為は、電子契約サービスだけでは対応できません。判断に迷う場合は、契約を交わす前に専門家に相談してください。

電子契約だけでは足りない・適さない主なケース

  • 法律で公正証書の作成が必要とされる契約類型や、書面の交付が義務付けられている一部の契約は、電子化できない場合や、相手の承諾など追加の要件がある場合があります。
  • 貸したお金や養育費について「支払われなければ裁判をせずに強制執行したい」と考える場合は、執行認諾文言付きの公正証書の作成を検討する必要があります(公証役場・弁護士等にご相談ください)。
  • 反復継続してお金を貸し、利息を得ることを業として行うには、貸金業法にもとづく登録が必要になる場合があります。個人であっても「継続的な貸付ビジネス」は電子契約の有無にかかわらず問題になりえます。
  • 利息を付ける場合は、利息制限法の上限利率にも注意が必要です。

このページは一般的な情報の解説であり、個別の事案に対する法的アドバイスではありません。金額が大きい場合や相手ともめる可能性がある場合は、弁護士・司法書士などの専門家に相談することをおすすめします。

個人で使うといくらかかりますか?

planSignは最初の1契約が無料、その後は月額1,980円(税込)で送信件数無制限です。1回だけ契約したい場合は無料分で完結できます。継続して使う場合も、必要な月だけ契約して、いつでも解約できます。

「借用書を1通だけ交わしたい」という単発の利用なら、無料の1契約で足ります。レッスン契約のように毎月何件も交わす場合や、件数を気にせず使いたい場合は、月額1,980円(税込)の定額が便利です。他社サービスの無料プランと比べると、次のようになります。

個人の単発・少量利用における主な選択肢の比較
サービス無料でできる範囲有料プランの例備考
planSign最初の1契約が無料月額1,980円(税込)・送信件数無制限相手はアカウント不要。いつでも解約可
クラウドサインフリープラン0円=月2件・1ユーザーLight 月11,000円(税込12,100円)+送信220円/件(税込242円)料金改定されることがあり、古い記事の価格に注意
freeeサイン無料プラン=月1通個人事業主向け月980円・月10件・年契約との情報あり新旧プランが併存しているため、詳細は公式サイトで要確認
ベクターサイン基本料0円(送信ごとに440円税込/通)プラン5=月1,320円税込(5通)使った分だけ払う従量型
各社公式料金ページ調べ(クラウドサイン https://www.cloudsign.jp/price/ /freeeサイン https://www.freee.co.jp/sign/pricing/ /ベクターサイン https://v-sign.vector.co.jp/price.php )・2026年7月2日時点。税込/税抜の別は各社の表記に基づきます。最新の料金・条件は各社公式サイトでご確認ください。記載の会社名・サービス名は各社の商標または登録商標です。

正直なところ、月に1〜2件しか契約しないなら、各社の無料プランでも十分な場合があります。planSignが向いているのは、最初の1契約を無料でかんたんに試したい方、そして毎月の契約件数を気にせず月額1,980円(税込)の定額で使いたい方です。

よくある質問

個人間の借用書を電子契約にしても法的に有効ですか?

契約は当事者の合意で成立するため、電子的に交わした借用書も合意の証拠として機能します。planSignではタイムスタンプや合意締結証明書が付くため、いつ・誰が合意したかを示しやすくなります。ただし、支払われない場合に裁判なしで強制執行したいときは執行認諾文言付きの公正証書が必要になるなど、電子契約だけでは足りないケースもあります。金額が大きい場合は専門家にご相談ください。

相手がスマホしか持っていなくても署名できますか?

できます。相手にはメールでリンクが届き、スマホのブラウザから内容を確認して署名できます。アカウント登録もアプリのインストールも不要です。

契約書のひな形(テンプレート)は用意されていますか?

planSignには契約書の作成・テンプレート機能はありません。WordやGoogleドキュメント、インターネット上で公開されている借用書・売買契約書などのテンプレートをもとに文面を作り、PDFに変換してアップロードしてください。

1回だけ使いたいのですが、月額料金を払う必要がありますか?

最初の1契約は無料なので、単発の契約なら費用はかかりません。2件目以降は月額1,980円(税込)で送信件数無制限になり、不要になればいつでも解約できます。

個人間の契約書に収入印紙は必要ですか?

電子データのまま授受・保存する電子契約には印紙税がかからないというのが国税庁の見解です。ただし、紙に出力して別途取り交わす場合は課税対象となることがあります。

締結したあとに相手が内容を書き換える心配はありませんか?

planSignは締結済みPDFのSHA-256ハッシュとRFC3161タイムスタンプを記録しており、1文字でも変更されれば改ざんとして検知できます。締結後の文書は変更できない状態で無期限保管されます。

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