比較

無料の電子契約はどこまで使える?主要サービスの無料プラン比較

主要な電子契約サービスの無料プランは、クラウドサインが月2件、GMOサインが月5件、freeeサインが月1通など、いずれも「件数」と「1ユーザー」の制限つきです。単発の契約なら無料で十分。毎月使うなら、無料枠を超えたときの送信料まで含めた総額で、定額プランと比較するのがおすすめです。

最終更新:2026-07-02/執筆:planSign 編集部(株式会社plan8)

無料の電子契約はどこまで使える?

2026年7月時点の相場は「月1〜5件まで・1ユーザーまで」です。年に数回のスポット契約なら無料プランだけで完結します。一方、毎月コンスタントに契約を交わすなら、件数上限と超過時の費用を先に確認しておく必要があります。

無料プランに共通する制限は、おおむね次の3つです。

  • 送信できる件数の上限(月1〜5件が中心。契約大臣は「累計2件」で毎月リセットされません)
  • 利用できるユーザーが1名まで(クラウドサイン・GMOサインなど)
  • 使える署名タイプや機能の制限(GMOサインの無料枠は契約印タイプ=立会人型のみ、など)

なお、無料プランは「体験版」ではなく正式なプランです。無料プランで締結した契約もそのまま有効に使えます(詳しくは後述の「無料プランでも法的効力は同じ?」をご覧ください)。

主要サービスの無料プランを比較

主要な電子契約サービスの無料プランを、各社公式サイトの公開情報(2026年7月2日確認)で並べると次のとおりです。

主要電子契約サービスの無料プラン比較(2026年7月2日時点)
サービス無料で送れる件数主な条件・注意点
クラウドサイン(フリー)月2件1ユーザーまで。料金は改定されることがあり、古い記事の価格と異なる場合があります(本表は2026年7月2日時点の公式料金ページの掲載内容)
電子印鑑GMOサイン(お試しフリー)月5件1ユーザーまで。契約印タイプ(立会人型)のみ
freeeサイン(無料)月1通新旧プランが併存しているため、詳細は公式サイトで要確認
ベクターサイン無料送信枠なし基本料0円+1通440円(税込)の従量制。0円で送れる枠はありません
契約大臣(フリー)累計2件1名まで。月ごとではなく「累計」なので使い切り型です
マイサイン(Free)月2件税込・税抜の別は公式サイトで要確認
planSign最初の1契約が無料以降は月額1,980円(税込)の定額で送信無制限
出典:クラウドサイン https://www.cloudsign.jp/price/ /電子印鑑GMOサイン https://www.gmosign.com/price/ /freeeサイン https://www.freee.co.jp/sign/pricing/ /ベクターサイン https://v-sign.vector.co.jp/price.php /契約大臣 https://keiyaku-daijin.com/content/price /マイサイン https://mysign.jp/ 。いずれも2026年7月2日時点・各社公式サイト調べ。最新の料金・条件は各社公式サイトでご確認ください。

見落としやすいポイント

契約大臣のフリープランは「累計2件」で、毎月リセットされません。またベクターサインの「基本料0円」は月額がかからないという意味で、送信1通ごとに440円(税込)かかります。「0円」の意味がサービスごとに違う点に注意してください。

『みんなの電子署名』はもう使えない?

使えません。「完全無料の電子契約」として知られたみんなの電子署名は、2025年2月27日にサービスを終了し、ベクターサインに統合されました(出典:https://v-sign.vector.co.jp/guide_detail.php?C=39 ・2026年7月2日確認)。今も「無料ならみんなの電子署名」と紹介する記事が残っていますが、古い情報です。

後継にあたるベクターサインは、基本料0円ながら送信1通あたり440円(税込)の従量制です。つまり、この比較の範囲では「何件でも完全無料で送れる」電子契約サービスは2026年7月時点で見当たりません。無料で使い続けたい場合は、各社の無料枠(月1〜5件)の中でやりくりすることになります。

無料枠を超えたらいくらかかる?

無料枠を超えると、有料プランへの移行が基本です。入口となるプランは月1,320円〜12,100円(税込)程度で、多くはさらに1件ごとの送信料がかかる二階建ての料金構成になっています。

無料枠を超えた場合の有料プラン(入口プラン)比較(2026年7月2日時点)
サービス有料プランの入口(月額)送信料など
クラウドサイン Light月11,000円(税込12,100円)送信1件220円(税込242円)
電子印鑑GMOサイン 契約印&実印プラン月8,800円(税込9,680円・年間契約)契約印(立会人型)110円税込/件・実印(当事者型)330円税込/件
freeeサイン 法人Starter月7,180円(税抜・年一括で実質5,980円/月)無料枠50通/月・超過100円/通〜
ベクターサイン プラン5月1,320円(税込)5通まで。従量なら1通440円(税込)
契約大臣 スターター月4,400円(税込)月20件まで
マイサイン Starter月1,980円月10件まで(税込・税抜は公式で要確認)
planSign月1,980円(税込)送信料0円・件数無制限
各社公式料金ページ調べ・2026年7月2日時点。GMOサインの送信料単価はご契約前に公式サイトで最終確認をおすすめします。freeeサインは新旧プランが併存しているため詳細は公式サイトで要確認。クラウドサインの料金は改定されることがあり、古い記事の価格と異なる場合があります(本表の数値は2026年7月2日時点の公式料金ページの掲載内容です)。最新の情報は各社公式サイトでご確認ください。

月数件しか送らないのに月1万円前後の基本料を払うのはもったいない一方、従量制は件数が増えるほど総額が読みにくくなります。自社の「月あたりの契約件数」を起点に選ぶのが失敗しないコツです。

月3件以上なら定額プランも検討すべき?

検討する価値があります。無料枠は月1〜5件で頭打ちになるうえ、従量制は件数に比例して総額が増えます。目安として、立会人型で月10件送る場合の総額を試算すると次のとおりです。

月10件送信した場合の総額試算(税込・立会人型・2026年7月2日時点)
サービス(プラン)月額基本料送信料(10件分)月の総額
クラウドサイン Light12,100円2,420円14,520円
電子印鑑GMOサイン 契約印&実印9,680円1,100円10,780円
ベクターサイン(従量)0円4,400円4,400円
マイサイン(Starter)1,980円0円(月10件の上限内)1,980円
planSign1,980円0円1,980円
各社公式料金ページ調べ・2026年7月2日時点の税込価格にもとづく試算です。マイサインのStarterは月10件までの件数上限があり、税込・税抜の別は公式サイトで要確認です。最新の料金は各社公式サイトでご確認ください。

planSign(プランサイン)は、月額1,980円(税込)の定額で送信件数が無制限、1件ごとの送信料はかかりません。月10件では、planSignとマイサイン(Starter)は同水準の1,980円です(ただしマイサインは月10件までの件数上限があり、税込・税抜の別は公式サイトで要確認です)。最初の1契約は無料なので、無料プラン感覚で試してから月額に移ることができます。この比較の中では、月3件以上を継続して送るなら定額のメリットが出やすい構成です。

正直な注意点

planSignは立会人型に特化したサービスで、実印相当の当事者型署名には対応していません。契約書のテンプレート機能や承認ワークフロー、APIも現時点では未実装です。月1〜2件で足りるなら各社の無料プランで十分ですし、当事者型が必要な場合はクラウドサインやGMOサインの有料プランをご検討ください。

よくある質問

無料枠がいちばん大きい電子契約サービスはどれですか?

この比較の中では、電子印鑑GMOサインのお試しフリーが月5件で最多です(2026年7月2日時点・公式サイト調べ)。ただし1ユーザーまで・契約印タイプ(立会人型)のみという条件があります。

無料プランをずっと使い続けてもいいですか?

問題ありません。ただし件数上限が毎月リセットされるサービスが多い一方、契約大臣のフリープランは累計2件までの使い切り型です。保管条件などもサービスごとに異なるため、各社公式サイトで確認してください。

みんなの電子署名は今も無料で使えますか?

使えません。2025年2月27日にサービスを終了し、ベクターサインに統合されました(出典:https://v-sign.vector.co.jp/guide_detail.php?C=39 ・2026年7月2日確認)。ベクターサインは基本料0円ですが、送信1通あたり440円(税込)の従量制です。

無料プランで締結した契約書に法的効力はありますか?

あります。契約は当事者の意思の合致で成立し、無料か有料かで効力は変わりません。証拠力は電子署名やタイムスタンプなど、サービスが備える仕組みによって決まります。

planSignの「最初の1契約無料」はどういう仕組みですか?

アカウント登録後、1契約分を無料で締結できます。その後は月額1,980円(税込)の定額で送信件数は無制限になり、1件ごとの送信料はかかりません。クレジットカード決済で、いつでも解約できます。解約時に日割りの返金はありません(次回更新の停止となります)。

契約書を受け取る側にも料金はかかりますか?

planSignでは受信者は無料で、アカウント登録も不要です。メールで届くリンクからブラウザ上で合意できます。多くの電子契約サービスでも受信側は無料が一般的ですが、条件は各サービスの案内をご確認ください。

あわせて読む

記載の会社名・サービス名は各社の商標または登録商標です。各社の料金・仕様は各社公式サイトの公開情報(2026年7月2日確認)に基づきます。最新の情報は各社公式サイトをご確認ください。

月額1,980円(税込)で、契約し放題。

最初の1契約は無料でお試し。送信件数は無制限、相手はアカウント不要です。